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車椅子で轢き殺すぞ!

近場の映画館でどうにか上映期間に
間に合った!ということで今回鑑賞
してきたのは「最強のふたり」!

失業手当で食い繋ぎ、母親に勘当された
ドリスはまさに人生のどん底にあった。
彼は失業手当の条件を満たすためだけに、
落とされることを前提に頚椎損傷の大富豪・
フィリップのヘルパーの面接を受けるが、
ドリスの一風変わった砕けた印象が彼の
目に止まり、かくして本来決して交わる
はずのなかった二人の男の奇妙な共同
生活がはじまった…というあらすじ。

生まれも生い立ちも年齢も人種も財産も
何もかもが全く違う、二人の男の奇妙な
友情を描いた感動のヒューマンドラマは
実話がベースだというのだから、まさに
事実は小説よりも奇なりでまず驚き。

さて、色々書き出したいことは多いのですが、
本作はクラシック、ソウル、インストとジャンルを
問わずに要所要所で挿入されるサウンドトラックで
彩られており、オープニングのメリハリの効いた
演出からもう早速なんだかわからないけど泣かしに
来る卑怯な真似をかましてきて、序盤から「これは
とんでもない名作だ」という雰囲気がビンビン。

頚椎損傷の全身麻痺の男が主人公ということで、
作品のテーマ的にも聴く以外に観る・食べると
いった五感に訴える展開が数多く見受けられ、
これらの要素が作品やキャラクターにリアリティを
付与し、感情移入を強めているのは間違いありません。

主眼である二人の男の友情は、介護医療の現場を
通して語られるために教えられることは数えきれ
ないほど多く、痛感させられるのは「人と人は
同情では付き合うことができない」ということ。
例えどんなに相手のことを思いやろうが気遣おうが、
憐れみを感じてしまった瞬間、お互いの関係は
対等なものではなくなってしまうわけです。

「本当の障害は心の喪失」と謳うフィリップの
強さも本当に美しく、なんだか事ある毎に例に
出している気がしますが、灰谷健次郎の著書
「兎の眼」における名言、「心に悩みを持つ者が
障碍者ならば我々もまた障碍者である」という
言葉を想起させ、この記事書いてる今も思い出し
泣きでちょっと鼻水が垂れてきました。

これに加え、ただ二人の男が支えあう姿が
美しいってことを描くだけに止まらず、
ドリスとフィリップ、それぞれが人間的に
成長し、ドリスが「男の心を埋められるのは
男ではない」と諭し、二人が自立するところ
まで綺麗に描ききってしまうのだから、
本当にこの作品は素晴らしいの一言!

「環境が人を変える」とは言うけれども、
最終的にはどんな境遇であれ「心の豊かさ」が
大事だという、とっても単純だけれもどそれ
だけに最も難しいことを教えてくれる本作、
二人のやりとりがおかしくてたまらないのに
その様でボロ泣きしてしまうという同時多発
感情に掻き立てられまくられ、劇場を出る
頃には自分もちょっと強くなった気がして
暖かい気持ちで一杯になれます。
細かい理屈抜きに超オススメだから観れ!

で、これもハリウッドリメイク決定!ってな
話らしいですが、フィリップがロバート・デ・
ニーロ風な男ってことで、そのまんま当てはめて
きたら許さんからな!つかリメイクせんでもええやん。
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非公開コメント

No title

コリン・ファースとクリス・タッカーという話が出ているそうですぜ。
うーんなんともいえない。
というかリメイクする必要はまるでない。

No title

コリン・ファースは確かにそれっぽいかも!
と思ったけどクリスタッカーかぁ…
クリスタッカーねぇ…凄まじく駄作の予感。
プロフィール

マイケル・チバ

Author:マイケル・チバ
シルバーレイン
マイケル・チバ(b30277)
薬師寺・米(b41960)
を経て、
現在はエンドブレイカー!
マーヴィン・ジェント(c06527)
にて稼動中。

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