fc2ブログ

今日は死に日和~♪

くそぁアー!
どうして作業の大詰めの間を縫って
俺はこんな駄文を…!
そこにブログがあるからさ!
そして「そこに山があるから」って回答は
「山があるんだからもう登らなきゃ
しょうがないじゃん」的な半分ヤケクソ
みたいに言ったという話もあるそうですね。

それはさておき、先日うっかり観た
「スターシップ・トゥルーパーズ3」の
レビューを今回は行っちゃいますヨー。

かつて惑星Pを救った英雄、ジョニー・リコは
辺境の惑星ロク・サンで巨大昆虫のバグと
苛烈な戦いを未だに繰り広げていた。
そこへ総司令官アノーキがお忍びで
視察へ来たある日、異様に興奮した
バグたちが基地へ雪崩れ込んでくる。
必死の交戦も虚しく基地は全滅。
そしてリコは旧来の親友と同時に上官でもある
ディックスとのいざこざから軍法会議に
かけられ、処刑を待つ身分になってしまう。
また時を同じくして、逃亡を図った総司令の
戦艦はまるでこうなることを予測していたかの
ように敵の攻撃を受けて撃沈。
ディックスは婚約者であるローラが総司令と
共に未開の惑星OM-1に不時着している
情報を得ると、ある決断をするのだった…
というのが大まかなあらすじです。
ダラダラ書きましたが実際そんなに濃密な
内容でもないです。チンタラしてます。

問題作であり迷作であり、ある意味名作でもある
「スターシップ・トゥルーパーズ」でメガホンを
取ったポール・バーホーベンが再び本作に挑戦。
しかし低予算映画のために色んなところが
大幅にスケールダウンしてて視覚的にもションボリ。
「1作目に少しでも近づけよう」という頑張りは
わかるんですが、何というかそれならそれで
もっと別のどうでもいいところではっちゃけて
くれてもいいんですよ、と言いたくなりました。

登場人物は基本的に皆性格がアレで
協調性の欠片もないダメな子ばかり。
その割に「思いつく限りの酷い死に方しろ!」と
念じたくなるようなキャラが軒並みこぞって
生き残るのはある意味面白いです。
しかも皆、死にそうなフラグを最低でも
1~2本はそれぞれ立ててるのに!

見所というか、監督本人も多分これが
やりたかったんだろうというラスト20分の悪ノリ。
二人の女が神に祈ると光るパワードスーツが
天使のように降臨し、詠唱の言葉をバックに
バグどもを言葉通り虫ケラのように蹴散らす
場面はもうどうしたらいいのかわからなくなります。
とは言えこの辺りも妙に「バーホーベン節」
みたいな物を本人が変に意識しちゃってるのか
演出過剰なところがあって、ちょっと作っちゃてるな
という臭いも感じないこともなきにしもあらず。
それこそ前述したような、アミダで死ぬ人間
決めてんじゃねえかみたいな素でやってる
ことの方が面白いし本来の持ち味なので。
実に惜しいです。

レンタルで観たから面白かったけど、
これ劇場で観たら多分微妙な表情に
なってただろうな…という本作品。
成績B+はあげられるけれどAには行かない、
そんな実にビミョーにビミョーを重ねた作品です。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

マイケル・チバ

Author:マイケル・チバ
シルバーレイン
マイケル・チバ(b30277)
薬師寺・米(b41960)
を経て、
現在はエンドブレイカー!
マーヴィン・ジェント(c06527)
にて稼動中。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク