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フルメタルビッチ

新作レンタル「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を
鑑賞しましたので、本日はこの作品のレビューをば!

突如外宇宙から飛来した謎の生命体「ギタイ」の
侵略により、欧州は数百万の人々が命を奪われ、
人類はまさに滅亡の危機を迎えようとしていた。
命運を賭けた殲滅作戦を計画する上で、広報担当の
少佐・ケイジもまた前線送りを命じられるが、拒否した
件を軍機違反として咎められ、二等兵に格下げされ
強制的に訓練地へ送り込まれてしまうことに。
右も左もわからぬ戦場で逃げ惑い、ギタイと相打ちに
なった彼は、偶然手に入れた謎の力により、死ぬ度に
タイムスリップのように訓練地へと戻される身体となる。
彼の力の片鱗を知っているらしい、戦場の女神と
呼ばれる英雄・リタと共に、ケイジはこの戦争を
終結させる方法を模索するのだった…というあらすじ。

元々は日本の小説が原作で、それをハリウッドが
VFXを惜しみなく全力で投じ、一大SFアクションとして
実写化したという本作品は、SF映画ジャンルにおいて
未だ定番かつ人気の高い「ループもの」と、「エイリアン
侵略もの」を組み合わせた、これは確かにメリケンの
好きそうな一粒で二度美味しい内容となっています。

で、ループもエイリアンも過去において名作映画は
数あるわけですが、本作を観ていて一番に頭へ
浮かんだ言葉は「フルメタル恋はデジャ・ブ」とか
そんなんで、世界と自分と最愛の人を助けるため、
何度も何度も死ぬことで覚えて最適解を探しだす
という大筋は、近いとこかなりあるかと思います。

しかし、何度もセーブポイント的な場所からリスタート
できる男が主人公という突飛な設定は、それこそ
世界の終末を描いたFPS的ないかにもゲームゲーム
した世界観がすごくマッチしていて、エイリアンの
正体が暴かれていく上で暴かれる結構色々ツッコミ
ようもありそうなトンデモ設定もろもろまで含め、
綺麗にパッケージングすることで完成された一つの
世界を打ち出し、観客を引き込むことに成功しています。
敢えて意識しているのか、それともVFXを用いると
自然とこういう仕上がりになるのかはわかりませんが、
パワードスーツを着込んだ兵士たちがエイリアンと
繰り広げるド派手なアクションシーンも「ゲームっぽさ」に
拍車をかけていて、むしろ視覚的な演出こそが観客を
現実から剥離させるために最も役立っているかも。

詰めプレイが高じ過ぎて段々乱数調整みたいな
真似を始める一方、人生にリセットボタンはないと
ばかりにアドリブプレイが要求されるなど、あくまで
ゲームっぽさを意識したままにテンプレ的な展開を
なぞっていくわけですが、ラストのオチでまた
「あー…これはトム・クルーズの映画なんだな」
ってことをやっぱり意識させられてしまいます。

最近「オブリビオン」で百万人トムクルーズ軍団を
やったり、本作で何度も死ぬ男を演じたり、
このトムって男は自分が不老不死を得られるなら
何だって犠牲にしても構わないみたいなことを
ガチで考えてそうなところが結構怖いですね。
映画の中身には関係ないどうでもいい話ですけど。

話自体はすごくラノベっぽくて、それに合わせた
視覚的演出も実に良く、だからこそエンタメとして
見た場合高い水準を誇ってると思うんですけど、
結局今回も最後にはミーイズムに溢れまくった
トムの「へへへどうだい俺の映画はすげえだろ?」
みたいなドヤ顔が脳裏に浮かんじゃって、おめー
そんな前出てくんなよ俺はそういう目的でこれを
観たわけじゃねーんだからよ!ってなっちゃった。
じゃあ観んなよって話だし意識しすぎなのかもだけど。

なので、厨キャラのトムが無双しまくることに
特に抵抗がないという人は観るといいというか、
世間一般でうわっトムこいつうっぜぇ~みたいなこと
思いながらトムの映画観る人もそういないと思うので、
普通に観て普通に楽しめるオススメの映画ですよ!
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ジャァァズ

新作レンタル「マダム・イン・ニューヨーク」を
鑑賞しましたので、本日はこの作品のレビューをば!

料理の腕、特にお菓子作りにおいて右に出る者は
いないシャシは、しかし夫と娘にとってそれ以外の
能はないと軽んじた態度を取られていた。
そんなある時、彼女はNY在住の姉から、姪の
結婚式を一家で祝って欲しいと招待を受ける。
段取りをつけるために、家族より一ヶ月早く
一人で異国へ入ることになった彼女だったが、
元々英語にコンプレックスを抱えていたこともあり、
ファーストフード店で手ひどく恥をかかされてしまう。
しかし彼女はめげることなく、偶然目にした広告から
英会話教室の門を叩き、誰にも告げることなく
こっそり勉強を始めるのだった…というあらすじ。

ハリウッドに迫る、もしくは溢れ出るそのエネルギーは
最早ハリウッドをも追い抜いたと言っても過言ではない
インド映画業界「ボリウッド」で、歌も踊りも控えめに、
困難を前にたった一人奮闘する主婦の姿を、愛と涙と
感動たっぷりに新鋭女性監督が描いたということで、
またまた底知れぬインド映画の力を見せつけた本作品。

高度経済成長によって一つのバブル期を迎えつつ
あるインドという国は、やはり既にその道を通過した
日本人にとって非常にデジャ・ヴを覚えるものがあり、
それは「きっと、うまくいく」でも重要なテーマにあった
学歴コンプレックスであったり、女という生き物は
何も言わず、ただ家族のために飯炊きをしていれば
いいんだという封建的な固定観念であったり、
グローバリゼーションやモダナイゼーションという
言葉が西欧化と同一視されることによって
軽視されがちになる、自分の出身国が持つ
価値や価値観の問題だったりするわけです。

そうしたジェンダーだのレースだのしち面倒くさい
問題が山積みにされた生きにくい近代の世の中で、
まず一番最初に白羽の矢を立てられたのが「英語さえ
話せりゃ偉いのか」というコンプレックスなのが、
これまた日本人にとっても身近すぎる、全く他人事
では済まされない話だし、案外皆「いや、英語なんて
話せて当たり前でしょ?」みたいにすまし顔で吹聴し、
誰もタッチしてこなかったタブーのように思えます。

当然、話の流れは英語が話せるって素晴らしい、
けれどもやっぱり我が家が一番ね!というバランスの
取り方で来るのは観客にとってもわかりきったことでは
あるのですが、その一貫した芯が様々なテーマに
分岐し、人種も文化もたくさんあってそれぞれに
それぞれの良さがあるんだという多様性の素晴らしさ、
お互いを思いやる心さえあれば二人の間に言葉は
いらないという切ないラブロマンス、そして人間は
一人一人常になにかしら努力を払っている生き物で
あり、他人はそれを理解した上で敬意を払わなければ
ならないという教えにまで及び、やはりどこまで行っても
ベタと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、
大道廃れて仁義ありというやつで、本作に詰め込まれた
要素のどれもが、近代化という言葉に踊らされ、我々が
見捨ててきた価値観に他ならないように思えます。

しかし本作を評価する上で、感動や共感、好感度を
大きくハネ上げているのは主演女優・シュリデヴィの
存在であり、まるで漫画の中から飛び出してきたような
美しい目鼻顔立ちをした、美しく貞淑な人妻には、
男ならば誰もが憧れを抱かずにはいられないはず。
うなじから背中にかけての流れるような線を持つ、
溢れ出るようなエロスのパーフェクト・フィギュアを
持つ彼女が、髪をつつましく三つ編みにまとめ上げ、
地味な色のサリーをまとうことは、即ちパチンコ玉を
詰め込まれた圧力鍋が限界まで加圧されているが
如くで、エロスを感じさせまいという彼女の姿勢が益々
エロさを感じさせひたすらエロい!エロい!エロい!

はっ!申し訳ありません、ついつい興奮してしまいました!
話としては「ついつい日頃忘れがちなこと」を思い出させて
くれるというだけで十分ありがたい内容になっているし、
やっぱりシュリデヴィの可愛い人妻っぷりを拝むだけでも
本作は十分価値があると思いますので、インド映画とか
そういう先入観抜きに一本の映画として完成度が高く、
当初予想していたより遥かに楽しむことができました。
食を通じて主婦の孤独やラブロマンスを描いた
インド映画というと、最近では「めぐり逢わせのお弁当」
というタイトルも話題になっているそうで、こちらも
レンタルリリースされる日が今から待ち遠しい!

小石で川の流れは変わるのか

新作レンタル「X-MEN フューチャー&パスト」を
鑑賞しましたので、本日はこの作品のレビューをば。

そう遠くない未来。
人類とミュータントの間で壮絶な戦争が勃発し、
ミュータントハンターロボット「センチネル」の脅威に
より、ミュータントは今まさに絶滅の危機を迎えていた。
残された数少ない者たちは一縷の望みに賭け、
ウルヴァリンの意思を過去に飛ばし、当時の彼に
憑依させることで、戦争の種となったとある暗殺事件の
阻止を試みるのだが…というのがおおまかなあらすじ。

「X-MEN」三部作やウルヴァリンのスピンオフ、
「ファーストジェネレーション」といったシリーズを
踏まえた上での最新作にあたる本作品は、アメコミ
原作「デイズ・オブ・フューチャーパスト」の内容を
ベースに、ミュータントの存亡を賭けてウルヴァリンが
過去に飛ぶという「タイムスリップ改変モノ」。

悪名高き「ファイナル・デシジョン」を実は結局
観ないままに本作の鑑賞へ踏み切ってしまったので、
映画世界における設定に関する知識の抜けが多少
あったりはするのですが、多分大した問題じゃないよね。

さて、原作でも度々ミュータントの頭痛の種として
登場する「センチネル」によって危機を演出し、
視覚的にもエキサイティングな刺激を提供する傍ら、
真のテーマとなってくるのは「友情」や「絆」であり、
プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを中心に
ウルヴァリン、マグニートー、ミスティーク、時には
過去の自分との邂逅も交え、各々がミュータントの
未来を憂い、そして私情に苦しむ様を複雑に絡み合う
糸のように交錯させ、見事なドラマを構築しています。
その上で孤軍奮闘するミスティークはともかく、
これまた一人で先走るマグニートーが若干唐突に
思えますが、ミューティの救世主であり人類の敵
としてテンプレ的に描かれるのが彼の運命だから、
これはある意味仕方のないことなのかもしれないね。

原作について多少の嗜みがある者の視点でも
本作のストーリー構築は興味深いものとなっており、
「デイズ・オブ・フューチャーパスト」の他にも、
ウルヴァリンの記憶がキーとなる「ハウスオブM」や、
同じく未来の危機を描いた「メサイア・コンプレックス」を、
ミキサーにブッ込んで再構築したような内容が
結果として、原作を知っている者でも本作の結末を
読めない展開に仕上げていると同時に、「シネマ
バースにおけるX-MEN」という独自の世界観を、今回で
ついに強固なものとして確立できたように思えます。

本作に登場するキャラクターのチョイスも色んな意味で
面白くて、まずはチョイ役だけれど強烈な印象を残す
ピエトロは、俺クイックシルバーがこんなに活躍するとこ
初めて見た!って感じで爆笑すること請け合い。
原作でもファーストジェネレーションでも好感が持てる
萌えケモ・ビーストは今回も健在で、でもピエトロ共々
原作ではどちらかと言うとX-MENというよりアベンジャー
寄りなキャラなので、この辺権利の主張やあてつけ的な
側面もあるのかなーという嫌な邪推もなきにしもあらず。
そしてピエトロの姉・ワンダは明らかに話をややこしくする
タイプなので今回すっぱり登場を切られたのは想像に
難くないのですが、同じぐらい面倒な未来世界のミュータント・
ビショップについてはわざわざ出してくるのが吹く。
お前いつか何かあった時絶対未来から飛んで来るだろ!
個人的に好きなキャラ・ウォーパスが何故か生き残りの
一人になっていたのが実は一番嬉しくて、本国のアメコミ
ファン的にもこの子それなりに人気高かったりするのかな?
次回作が「エイジ・オブ・アポカリプス」らしいし、ケーブルが
話に絡んでくるのは恐らく必然な以上、師弟関係にある
彼を今のうちに登場させておいたというのもあるかも。
あ、でも、エマとかアザゼルさんが既に死んでるってのを
一行の説明だけであっさり済ませたのはどうなんだろう…
ミスティークとナイトクロウラーの関係とかもあるし…

話はかなり逸れましたが、ドラマを重視したアクション
映画としての完成度を第一に、原作ファンも納得の
リスペクト、歴史改変による仕切り直しで続編への
更なる期待を煽るといった具合に、エンタメ性溢れる
映画としての作りはかなり高い水準にある本作品。
でも、今後はまたジーンがフェニックスの力に覚醒して
全宇宙を危機に陥れたり、それが原因でスットコが
クソコテになっちゃったりするんでしょう?
そういうのわかっちゃう!

チリンチリン

本日封切りの新作映画、「エクスペンダブルズ3
ワールドミッション」を鑑賞してきましたので、
本日はこの作品のレビューをしたいと思います!

地上最強の使い捨て傭兵軍団「エクスペンダブルズ」は
初期メンバーだったというドクを再び加え、ソマリアでの
武器商人暗殺任務に就くが、標的を発見した瞬間、
リーダーのバーニーとドクの顔が困惑と共に凍りつく。
「ストーンバンクス!」激昂したバーニーが飛び出した
結果、ミッションは失敗に終わり、またストーンバンクスと
呼ばれた男の放った凶弾により、チームメンバーの
シーザーが意識不明の重体に陥ってしまう。
突如チームを解散したバーニーは、ストーンバンクスを
追うために新たなメンバーを募るが、それはおおよそ
誰一人生きて帰れる保証のない死の片道切符だった。
バーニーとストーンバンクス、果たして彼らの間にある
過去の因縁とは一体…というのがおおまかなあらすじ。

ご存知豪華なアンサンブル・キャストで提供される、
バブリーなアクション超大作シリーズ第三弾の本作品。
今回は今まで謎に包まれていた「エクスペンダブルズ」
という傭兵軍団の過去に触れる内容となっています。

強キャラを演出するという上で、最初期のメンバーという
触れ込みでレジェンドクラスが登場するのは最早
お約束であり、それらを演じるのが今回初登場となる
ドクを演じるウェズリー・スナイプスと、ストーンバンクス
演じるメル・ギブソン(この程度、ネタバレでも何でも
ないから書いちゃっても何も問題はないよね?)。

そして、前回では「前途有望な若者が死に、残された
オヤジ軍団がブチ切れる」という実にわかりやすい
方向性ではっちゃけていたのに対し、今回は
「これからは若い力を伸ばしていかないとダメだけど、
やっぱりオヤジの力も借りないとまだまだだね」
という方向性でアプローチしてくるのもまた道理。

しかし、既に二作を踏まえてオヤジ集団だともう
手がつけられない最強集団すぎるから、一旦
仲違いをさせてその結束を緩め、その代わりに
若者を加入させた結果「やっぱこんなのは駄目だ!」
っていう展開に持ち込むお約束がまだるっこしいし、
そもそもオヤジが銃を乱射して悪人をブッ殺しまくる
だけの頭の悪い映画に、そんな色気の使い方をする
必要が果たしてあったのかという疑問が残ります。

殆ど噛ませみたいな扱いのニュージェネレーションの
キャストが今ひとつピンと来ない(っていうか知らない)
というのもありますが、かと言って往年のアクションスター
であるウェズリー・スナイプスが、こくじん枠としてテリー・
クルーズと入れ替わったところで、テリー以上のキャラを
提供できているとは思えないし、メル・ギブソンのキチガイ
悪人枠も「マチェーテ・キルズ」と重複し若干安売り気味。
ウィリスの上司として今回彼の代わりに登場するのが
ハリソン・フォードなのですが、前作のスタローン・
シュワ・ウィリスのBIG3へ更にオマケでついてくる
ノリスというインパクトを超えることはできず、作品を
牽引できる力を持っているとは言えないのですが、
だからと言って前作以上のインパクトを単身で出せる
キャラなんてもういないんじゃないかな…ってことで、
アンサンブルキャストムービーとしてはそろそろ
頭打ちの雰囲気も漂わせているようにも思えます。

そんな中、本作で最も見所なのが、若い力だの
過去の因縁だのとは全く関係ない方向から飛んできた
トリックスター的位置にあるガルゴを演じるアントニオ・
バンデラスってのもある意味すごく不味くて、これまで
別人のようにブクブク太って悪人を演じることも多かった
バンデラの介が今回久しぶりに気合を入れて身体を
作り直し、陽気でお喋りな傭兵を演じることで、話の
おいしいとこをガブッとかなりかっさらって行きます。
あんまりに面白い活躍するので、次回あったら彼の
存在はさらっと殺されたりなかったことにされそうで心配。

やりたいことはわかるし、決して面白くないわけじゃ
ないんだけど、やっぱり思いつく限りのことを詰め込んで
やらかした前作が面白すぎたっていうのが枷になって、
色々煽りを食っちゃったのが今回の3なんじゃないかなと。
なので、シリーズにトドメを刺すような出来にはなって
いない分、今後も展開はまだ続いて欲しいとか、
次回はまた化けるかもしれないという期待はあるし、
アンサンブルにも限界があるとは言っておきながらも、
トラボルタやサミュジャクの「パルプフィクション組」、
セガールやダニートレホといった「マチェーテ組」、
ヴィンディーゼルやカールアーバンの「リディック組」、
チャニングテイタムやドウェインジョンソンの「GIジョー組」
等々、引っ張ってこれそうなキャストはまだまだいるので、
スタローンにはこれからも先頭に立ってもらって、
バブリーで頭の悪い映画をガンガン撮っていただきたい。
プロフィール

マイケル・チバ

Author:マイケル・チバ
シルバーレイン
マイケル・チバ(b30277)
薬師寺・米(b41960)
を経て、
現在はエンドブレイカー!
マーヴィン・ジェント(c06527)
にて稼動中。

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