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(面白いポーズ)

以前紹介したアニメ「アルティメット・
アベンジャーズ」同様、様々なメディアで
アベンジャーズ関連商品が日本でも日の目を
見ることになった今、原作であるアメコミから
アベンジャーズに関する重要なエピソードを
一冊にまとめた傑作選「アベンジャーズ:
ハルクウェーブ!」を入手しましたので、
本日はこの作品のご紹介をしたいと思います!
折角高い金出して買ったんだからこれくらいせな。

本作は主に三つのエピソードで成り立っており、
アベンジャーズVS一大ハルク軍団、
アベンジャーズ結成秘話、そして
アベンジャーズとX-MENのクロスオーバー
ストーリーという三本立てが収録されています。

本作で一番最近(とは言っても01年なのですが)の
作品にあたる表題作「ハルクウェーブ!」は、
謎の敵がバラ撒いたガンマ線により田舎町の
住人たちが突如ハルク化してしまい、暴動を鎮圧
するためにアベンジャーズが出動するというお話。
ハルクの力故に世界から追われることになった
ブルース・バナーと、アベンジャーズが共闘する
お話ということで本エピソードがチョイスされたで
あろうことは想像に難くないのですが、連綿と
築いてきたクロスオーバーの弊害という奴が
アメコミ初心者には結構しんどくて、膨大な登場
キャラ紹介だけで1話丸々潰すのはクラクラします。
しかし、最近の格ゲー・マヴカプ3にも登場した
タスクマスターさんのちょっとした活躍が見れたり、
「アベンジャーズの騒動は大体こいつのせい」と
言われるアントマン/ジャイアントマン、
時にはイエロージャケットだとかゴライアスとか
呼ばれる非常にややこしい男、ハンク・ピムが
今回もろくでもないことばっかりするという
ネタをその目で確かめることができます。

そして次のエピソードは63年のアベンジャーズ結成
秘話まで遡るのですが、結成時のエピソードには、
今では代名詞のキャプテン・アメリカは不在、
後に読者人気でネジ込まれたという事実に驚き。
もっと驚きなのは、アベンジャーズ結成の
きっかけを作ってしまったのは大体がかのロキ様の
うっかりが原因で、あの映画の残念な迂闊ぶりは
殆ど原作準拠だったというところに吹かされっぱなし。
ロキ様の面白いポーズ集としても見所満載です。

そして最後に控えているのが、81年に発表された、
「アニュアル」と呼ばれる年に一度のお祭り作品で、
このエピソードではアベンジャーズとX-MENが共演。
日本人にはあまり馴染みのないキャラ、
スパイダーウーマンがライターのお気に入りで
最初から前面に押し出されているということで、
若干の取っ付きにくさはありますが、後に
X-MENの中心人物の一人となるエナジードレイン
能力を持つ美女・ローグの初登場エピソード
でもあるという点は見逃せません。
また、今回のローグは擬態能力を持つ
ミュータント・ミスティークらと共に
悪事を働くマグニートーの手先という
ポジションにも興味を引かれます…が、
ここまで書いといてなんですが、最初ローグ
だとわかんないぐらい彼女ケバい外見してます。
なんか早い段階でキャップやソーがご都合的に
あっけなくリタイアしてたり、一方でビーストや
パイロといったX-MEN寄りのキャラが活躍
するところあたりにもライターの趣味が
見え隠れしている気がなきにしもあらず
ですが、僕らのホークアイさんが申し訳
程度に台詞と活躍の場があるのも見逃せない!

あと、通して読んで思ったのは、赤い顔に
黄色いマントの変態タイツロボのくせにどうして
ビジョンさんはあんなにモテるんだろう…
なんだか無駄に興味が出てきたというのもあるし、
アントマンの映画化や、ファンタスティック4が
実写し切り直しされるという噂も手伝って、
彼らが密接に関わるキャラクター「ウルトロン」が
アベンジャーズ2の敵になるといいな…と期待。

てなわけで、総じて、映画から原作が気になった
というアメコミ初心者には、更にハマるきっかけ
としてこの上なく最適な一冊だと言えましょう。
しかし、これを読んでも各キャラについては結局
ネット等からオリジンを引き出すしかなく、尚且つ
それぞれが膨大なデータベースを抱えているというのは、
正直な話アメコミはほんと非常にハードル高いですね!
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本当の闘いを知りたい

「アヴェンジャーズ」もちゃんと観たことだし
ということで、未見だった映画「インクレディブル・
ハルク」を鑑賞しましたので本日はこのレビューを。

第二次大戦中にアメリカ政府が極秘裏に行っていた
「超兵士計画」の研究が再開され、科学者である
ブルース・バナーは、自らの研究が軍事利用される
とは知らされないまま、「放射線耐性」と称した
実験により大量のガンマ線を浴びることとなる。
怪力を有する緑の巨人と化してしまった彼は
人目を避け隠遁生活をはじめるが、その足取りも
やがては掴まれ、軍は彼の捕獲任務として
優秀な軍人・ブロンスキーを差し向ける…
というのが大まかなあらすじ。

ジキルとハイドの如く、気弱な博士と屈強な
巨人の二つの顔を使い分けるブルース・バナーに、
「ファイト・クラブ」でも二重人格設定を
演じたエドワード・ノートンが配役され、
一見好青年でありながらもどこか病的な
雰囲気をまとう彼はなかなかの適役と言えます。
どんな障害が立ちはだかり、そしてハルク自身に
傷つけられても、彼への一途な想いを曲げない
献身的な女性・ベティにはリヴ・タイラー。
原作からして何処かイモっぽさの抜けない
外見をしているこのヒロインの造形を実写でも
形作っており、それに反して要所要所で
色っぽいアプローチをしてくるのがグッド!
しかし、ビジュアル面を配慮してのことか
二人とも滅多に眼鏡をかけないのが残念。
眼鏡してた方がより「らしく」見えるのに…

さておき、「アイアンマン」に引き続いて、
壮大な「アベンジャーズ」のクロスオーバー
企画の一端としても製作されたという本作品、
序盤から「スターク・インダストリー」、
「ニック・フューリー」といった文字が
並びファンは思わずニヤリとさせられます。
しかし最も注目すべき、そして興味をそそるのは
「キャプテン・アメリカ」のオリジンでもある
「超兵士計画」であり、今回は大戦時代に
生まれたこの狂気の落とし子による犠牲者たちの
物語とも言い換えることができます。

特に、ハルクの敵として立ちはだかる軍人
「ブロンスキー」は、もう一人の主人公とも
言える丁寧な成長を描いており、ただの
人間体である時は観客に役者不足感を
抱かせておきながら、超人血清を打たれ
ヒーリングファクター(超治癒能力)を
有すると同時に、優秀な軍人の内面に潜む
パワージャンキーとしての片鱗を徐々に
露にしていくという過程は、キャップの宿敵
「レッドスカル」をも連想させられ、徐々に
ハルクに比肩していく彼の存在へいつの
間にか手に汗握らされていること請け合い。
ただ、まー、最終的には結局こいつも
緑の巨人になって大怪獣バトルに突入
してしまうという展開が残念と言えば残念。
個人的にはイケ好かなくて大嫌いだけど
演技力は認める俳優、ティム・ロスが
ブロンスキーを演じてるという点も含め。

前作にあたる「ハルク」が大コケした
ということで仕切り直しにされたり、
「アベンジャーズ」ではハルク役は
ノートンからマーク・ラファロへの
交代劇があったりと、色々と戸惑いが
多く可愛そうな立ち位置にある本作ですが、
ブルースとハルクのキャラクター、ドラマ、
オリジンがよく描かれている佳作に
仕上がっていますので、「アベンジャーズ」で
緑色の巨人に興味を引かれたならば是非
「インクレディブル・ハルク」もご一緒にどうぞ。

あ、そうそう、クロスオーバーを匂わせる
ラストの演出は本作でも当然用意されている
のですが、登場するのが例の眼帯黒人ハゲじゃ
ないというのが個人的にはすげえ残念。
あのハゲが唐突に出てくるから面白いのに!

祈ったのは誰だー!

新作DVD「タイタンの逆襲」がレンタル開始
されましたので本日はこの作品のレビューを。

ゼウスの息子として知られ、クラーケンを退治
したことで英雄として名を馳せるペルセウスは、
愛妻イオに先立たれて以来、彼女の忘れ形見でも
ある一人息子と共に漁村でひっそりと暮らしていた。
しかしある晩ゼウスが彼の元に訪れ、人々の
信心が薄れたことで神々の力が弱まり、深淵の牢獄
「タルタロス」の壁が脆くなっていること告げる。
邪神クロノスを再び地中に封印しなければ神と
人間に未来はないと説得するゼウスを余所に、
息子との平穏な生活を望むペルセウスは動かない。
結局ポセイドンと二人で地底に向かうことに
なったゼウスを待ち受けていたのは、兄ハデスと
息子アレスの裏切りだった…というあらすじ。

「タイタンの戦い」の続編にあたる本作品ですが、
タルタロスに閉じ込められたタイタン族が復活し、
オリンポスの神々との対決を描いたテーマという
ことで、ほんのちょっとだけ早く世に出た作品
「インモータルズ」と内容が丸被りしているこの
映画、これまた示し合わせたかのようにそれぞれの
キャラまでそっくりなもんだから吹かされます。

特に冒頭、身内贔屓大好きなゼウス様が、
ペルセウスの息子、即ち自分の孫に度々こっそり
夢の中で会ってましたと打ち明けるシーンは
相変わらずの粘着質ぶりに大爆笑必至。
そのくせ兄のハデスへ都合よく冥府の管理を
押し付けたという過去により恨み買ってたり、
今回は息子アレスに関してなんか個人的に
気に入らないからとかそんな理由でネグレクト
してた事実が判明していらん嫉妬を生んでたりと、
クロノス解放の発端は大体こいつのせい。

あと、「インモータルズ」でも大層面白かった軍神
アレスさんはこっちでも更に輪をかけた面白さを
発揮してしまっているのが困りもので、ゼウスの
寵愛を受けているペルセウスのことが気に入らなくて
執拗に彼を追い回す粘着質とかそういう親の駄目な
ところだけは受け継いでしまった可愛そうな子。
それから、アレスが裏切ってタイタン族についた
ことを人間サイドで唯一知っているペルセウスが
発する面白台詞「祈ると奴がやってくるぞ!」は、
まるでTRPGで言うところの恐怖判定かSAN値
チェックのような扱いでこれも爆笑ポイント。

キャラクター性については、多少は…いや、
思いっきり人格が破綻していても、「ギリシア
神話だから」でなんとなく済ませられてしまう
ところを利用して投げっぱなしにしてますので、
ネタという意味になってしまいますが楽しめます。
あんまり生真面目過ぎるから主人公が霞んでしまう
というのも「インモータルズ」と同じ悲劇。

前回の特撮はセットのショボさと相まって
何処か薄っぺらい印象を抱いたものですが、
前回とほぼ変わらない予算にも関わらず
今回のVFXは大幅なパワーアップを遂げています。
キュクロプスとの重厚感溢れるバトルや、
ヘパイストスが設計したという「タルタロスの
迷宮」における三次元的な演出には息を呑みます
(ミノタウロスが出てくるあたり何か混じってるけど)。
リアル岩石大首領と言うべきか(わかりにくい例え)、
結局復活してしまうクロノスの「こいつどうやって
倒すんだ」的なラスボスぶりもかなりイケてます。

ギリシア神話ならではのエンタメっぷりを表現した
という意味では前作よりも大きな進化・進歩を
伺わせる本作品、キャラの駄目駄目っぷりを
楽しむという意味では是非「インモータルズ」と
合わせて鑑賞していただきたいとも思います。
続けて観ると体力消耗して確実にブッ倒れるだろうけど。

アベンジャーズ!アッセンブル!

「アルティメット・アベンジャーズ」
シリーズに続いてリリースされている
マーベルアニメ作品、今回は「ネクスト・
アベンジャーズ」を鑑賞しましたよ!

地球の危機を幾度となく救ってきた
超人同盟「アベンジャーズ」であったが、
彼らの前に立ちはだかった最強の敵
「ウルトロン」の手により、チームの
メンバーは全滅させられてしまう。
しかし彼らは人類最後の希望として、
自分たちの子供をとある場所に隠す。
それから12年の月日が流れ…
というのがおおまかなあらすじ。

日本の漫画でも当たり前のように
使われる手法、所謂「二世モノ」を
テーマに扱った本作品は、キャップと
ウィドーの息子「ジェームス」、ソーの
娘「トールン」、アントマンとワスプの
息子「ピム」、それにブラックパンサーの
息子「アザーリ」の四人が新たな
アベンジャーズとなり、地球の危機に
立ち向かう…という内容になっています。

かつての英雄たちがレジェンドとして
神話のように語り継がれる中、謎の老人
「トニー」に育てられた四人…という
オープニングなわけですが、トニーなんて
名前っつったら一人しかいませんよね。
はい、例のトニーです。

そんなわけで、二世モノにありがちな
前世代の遺産を食い潰して話を繋げる
ようなタイプではあるのですが、ソーの
娘「トールン」が父親の性格と能力を
まんま引き継いだ脳筋設定で、性別が
変わっただけでこんなに性的になる
ものなのかと結構股間に悪いです。
太眉が個人的にツボってのもありますが。
あと主人公よりも背が高いとか。
ああ、こういうゴリラどっかで見たこと
あると思ったら「ヒックとドラゴン」の
アスティがまんま当てはまりますね。
アメちゃんはこういうアナルの弱そうなキャラ
作らせたら日本人なんか目じゃないでぇ…

実写版「アベンジャーズ」を観た後に
本作を観るというタイミングも丁度良かった
みたいで、ホークアイさんの息子も
そのまま彼の名を襲名する形で登場、
クールで美形というまさに戦隊モノの
ブルーみたいな活躍を見せてくれます。
で、ホークアイさんって漫画だと実は
残念でヘッポコなキャラらしく、本作の
ホークアイさんも肝心な所で抜きにされて
しまう等、今一つ突き抜けきれない特性
まで引き継いでしまったようで可愛そう!
ついでに言うと、漫画のホークアイさんは
独断で「俺の率いるアベンジャーズ」を
作ろうとして誰もついて来なかったという
悲しすぎる過去があるらしく、その際に
彼が発した皆の合言葉「アベンジャーズ!
アッセンブル(集合)!」のおかげで、
本作の主人公・ジェームスが同じ言葉を
発してもなんか変な笑いが浮かんできてしまう
という二次災害はほんとどうでもいい話。

あとはこれまた例によって扱いに困る男、
緑の巨人は今回は抜きにされたかと思いきや
ちゃんと出てくるあたりファンの期待を
裏切らないというか、むしろ何か困ったことが
あると皆すぐハルクに頼り過ぎだと思います。
まあ、本人がテンション上がりすぎて「ハルク・
スマッシュ!」とか叫ぶの見て「それって
必殺技の名前だったの!?」とか思わず画面に
向かって突っ込み入れちゃったり、次の瞬間に
例のビッタンビッタンするとこ見て、ああ、
これってハルクのテンプレだったんだ、とか
ブチ吹かされたりで、アメコミが連綿と積み
上げてきた伝統芸能を改めて目の当たりに
できるという意味では大変面白かったです。

本作はあくまでファン向けのifやパラレル
ストーリーの一つに過ぎませんが、
実写映画を観て尾を引いているところに
新たな楽しみを見出すという意味や、
今後映画化と「アベンジャーズ」入りを
囁かれている「アントマン」や「ブラック
パンサー」の登場に期待を高めるという
意味では、「アルティメット」シリーズと合わせ
本作を観ておいても損はありませんよ!

シャワルマおいしいです

週明けに行くつもりだったんですけどね!
レイトショーやってるの知ってどうしても
我慢できなくて先行上映行ってきました!
そんなわけで本日は全米大ヒット映画
「アベンジャーズ」のレビューをします!

神々の遺産である「コズミックキューブ」を
入手したアメリカ政府は、秘密裏にその強大な
パワーの解析を進めていたが、その行為が
災いを呼び、地球は全宇宙の支配を目論む
謎の生命体「チタウリ」の目に止まってしまう。
天界を追放され、今やチタウリの尖兵と化した
神・ロキの手によりキューブが奪われると、
S.H.I.E.L.D長官であるニック・フューリーは
すぐさまスティーブ(キャプテン・アメリカ)、
スターク(アイアンマン)、ブルース(ハルク)らを
呼び寄せ、捜索チームを結成するのだが…
というのがおおまかなあらすじ。

「エイリアン4」や「セレニティ」で知られる…
と書くと途端に胡散臭い響きになりますが、
ジョス・ウィードンが監督・脚本を務めた本作は、
「キャプテンアメリカ」「アイアンマン」「ソー」の
BIG3に「インクレディブル・ハルク」まで加えた、
まさにファン待望、夢のクロスオーバー企画。

今まで各作品のエンドロール後に出オチ気味に出現、
笑いをかっさらってきたニック・フューリーが
今回は冒頭から大活躍、これはこれでやっぱり
出オチっぽくて思わず笑みがこぼれますが、同時に
彼がようやく表舞台に姿を現したという演出は
「アベンジャーズ」がついに始まったのだという
意味でもあり、否が応でも期待が高められます。
また、今回のキーアイテム「コズミックキューブ」は
キャップ、アイアンマン、ソー、それぞれに形は
違えど因縁のある品であり、これまで長年に亘り
回収できるかもわからないままバラ撒いてきた
伏線が、ついに一つにまとまる時が来たのか…
と思わされ、これまた感動を覚えます。

しかし、今まで散々活躍してきたBIG3に対し、
今回焦点を当てているのがニック・フューリーの
片腕として活躍するエージェント、ホークアイと
ブラックウィドーの二人というのも実に目の
つけどころが良く、ビームや炎等の超自然的な
超能力に頼らない、肉体派の二人こそ実写向き
ということを監督はよく心得ています。
特にホークアイさん(ホークアイさんはさん付け
するだけの価値があると思う)の活躍ぶりたるや
凄まじく、「敵に回すと恐ろしく味方にいれば
これほど心強いこともない」という強キャラと
しての印象を観客へ強烈に叩きこんでくれます。

地味さに置いては二人に引けを取らないキャップは
今回クロスオーバーならではの脳筋気味に偏って
いますが、「アベンジャーズのリーダーはやっぱり
キャップの他にいない」という実直すぎる正義感や
なんという冷静で的確な判断力っぷりと、ちゃんと
要所要所に見せ場があるのが好印象。
ピンの「キャプテンアメリカ」は今一つ不完全
燃焼気味でしたが、今回はまさにその分を取り
返すような本領発揮ぶりを見せ、個人的には
本作で一番好きなキャラに仕上がってます。

そんな彼に食ってかかるのが、最早大スター
としての風格を漂わせるロバート・ダウニーJr.
演じるアイアンマンで、いちいち各キャラに絡み
たがるホモっぷりをこれでもかと見せてくれます。

そしてキャラ的に最も手を焼かされる存在であろう
問題児ことハルクを、このゴチャゴチャした
クロスオーバー世界の中にあってキッチリ描写
しきっていることが一番驚かされたことで、
ブルース・バナーとしての科学者の力量、
手のつけられない緑の巨人それぞれに活躍の場が
用意されており、マーベルトップクラスの
物理攻撃力が生かされるクライマックスバトルは
彼の人気も伺える突き抜けっぷりに笑うしかない!
まあ、話の都合に合わせて若干ハルクがお利巧
過ぎるかなというきらいもなきにしもあらずですが。

そんな中、脳筋で戦闘能力的には器用貧乏タイプの
ソーさんは皆の影に隠れてしまった感も少々。
とは言え、脳筋ならではのいたずらに内輪揉めを
誘発する振る舞いや、ロキとの因縁、ハルクとの
やりとり(ムジョルニアを持ち上げそうになるネタも
当然やってくれます)等々、書き出してみると他が
動き過ぎなだけで全然キャラ死んでるわけじゃないです。
あとは、まあ、今回はロキさんのうっかりぶりが
あまりに面白すぎるというのもあるので、次回以降で
本格的にスポットが当たることを期待しましょう。

ストーリーについては、「アベンジャーズ」の面子が
揃った以上、内輪揉めは必然というか織り込み済みな
わけですが、なるほど、皆の心が一つになった時の
無敵のチームプレイっぷりが今回の映画を観て
よくわかってしまい、尺のためには最初はまず
バラバラじゃなきゃいけないというのもむべなるかな。
外宇宙の脅威「チタウリ」が、なんだかよくわからない
けどとりあえず数が一杯いて強い、というだけの設定で
割り切ってるのもこういう場合はかえって潔い。
ちなみに、前回レビューしたアニメ作品「アルティメット
アベンジャーズ」もチタウリが敵キャラですので、
やっぱり予習にはもってこいの作品と言えましょう。
なかのひともまさか同じ敵が出てくるとは思って
いなかったのですが、それだけに本作にスンナリ
入っていけて随分助けられたところが多いです。

エンドロール中に現れる、更なる強敵である「例の
あいつ」の存在から、エンドロール後の思わず
我が目を疑いたくなる面白シーン等々、語り尽くせぬ
ネタ・ネタ・ネタまみれの本作品、アメコミ実写化を
土台にクロスオーバーという更なる可能性を提示した
ということで、間違いなく映画の暦史にまた新たなる
偉大な一歩を刻み込んだ名作中の名作です。
気になった人は是非一度は劇場に足を運びましょう!
じゃないと一生後悔するぞ!

制御に成功したぞー!(できてない

現在全米で空前の大ヒットを飛ばしている
「アヴェンジャーズ」の煽りを受けて、
海外で2006年に発売されたアニメオリジナル
シリーズ「アルティメット・アヴェンジャーズ」が
まさかの日本語ソフト化!ということで、
本日はこの作品のレビューをしたいと思います!

1945年、追い詰められたナチス・ドイツは、
アメリカへ核搭載の長距離ミサイル兵器による
攻撃を試みるが、キャプテン・アメリカの
捨て身によって最悪の事態は免れる。
しかしミサイルの爆発した衝撃によって
キャップは海へと投げ出され、生死不明に。
それから数十年を経た現代、ナチスと結託し
地球の征服を目論んでいた謎の外宇宙生命体
「チタウリ」が再び動きを活発に始めた。
長い間敵の動向に目を光らせていた
S.H.I.E.L.D長官ニック・フューリーは、
これに対抗する超人軍団を率いるに
ふさわしい人材として、行方不明の
キャップの捜索にあたっていた…
というのがおおまかなあらすじ。

マーベルコミックのシリーズの一つ
「アルティメッツ」を元に、オリジナル
ストーリーを構築したというアニメ作品の
本作は、キャプテン・アメリカ、ソー、
アイアンマンといった所謂「BIG3」の
存在を知っていないとややとっつきづらい、
反面基本設定さえ知っていればにわかでも
楽しめるという、アメコミ初心者には
うってつけの内容に仕上がっています。

外宇宙との脅威に対抗するべく計画された
超人軍団「アヴェンジャーズ」の結成秘話と
言うべき前日譚と、その彼らが超人としての
力を遺憾なく発揮する様が描かれていくわけ
ですが、実はストーリーの約8割は仲間の
内輪揉めで構成されているという、ある意味
「最もらしい」けど同時にアレな内容に!

軍人気質の指揮官、ニック・フューリー、
優秀な女スパイ、ブラック・ウィドー、
そして高潔な愛国者であるキャプテン・
アメリカという三人の軍人を除くと、
アル中気味の道楽社長やヒッピー野郎の雷神、
性格カスの科学者にキチガイ博士と、
どう見ても一つにまとまりそうにない集団
であり、この中じゃリーダーが務まるキャラ
なんてキャップしかいないじゃんと納得。

そして本作の一番の目玉シーンも、実は
チタウリとの決戦ではなく、その後に控えた
「暴走したハルク」を取り押さえる作業
だってんだからやっぱりある意味面白い。
これに関しても、そもそもキチガイ博士こと
ブルース・バナーが自らの内に眠る狂気
「ハルク」をコントロールするために超人血清を
私的利用した結果であり、お前ら最初から
最後まで宇宙人なんて目にないな!と愕然。
そしてこのハルク、残りのアヴェンジャーズ
全員でかかっても手がつけられない上、
「心の正しき者しか持ち上げられない」と
されている、ソーのムジョルニアを単純な
腕力だけで担いでしまったりとやりたい放題。

ハルクが暴れている一方では、マーベルファン
からは「DV野郎」と蔑まれ忌み嫌われている
らしいジャイアントマンは、ただ身体の縮尺を
変えられるというだけの、戦力的にはハルクの
完全下位互換(マーベルファンの言葉を更に
加えると、本作はまだ「活躍してる」方に
分類されるらしく、普段は一体どれだけ駄目な
奴なんだと)に加え、性格も最悪にチンカスという
本当どうしようもないキャラクターで、続編の
「アヴェンジャーズ2」ではファンとスタッフから
相当嫌われてるのか、アイアンマンを庇って
死んだ後にスタークもリアクターの電力を使い
果たして死亡、しかしソーが電力を供給することで
彼は蘇生、結局アントマン一人だけ死亡という
いよいよあんまりな扱いでちょっと可愛そうに。

間近に公開を控えた「アヴェンジャーズ」の
予行演習という意味ではこの上ない教材ですが、
半世紀近く何度もリセットを繰り返してきた
キャラクターとクロスオーバーによる弊害、
言い換えると真面目にやってんのか狙って
やってんのかはわからないけど、どうしても
ネタ的な側面がチラついてしまう内容でした。

ここにいるぞ!ここにいるぞー!

数十年前には民放でもガンガン流れていた、
皆の大好きなパニック映画「トレマーズ」!
当時怖がりなガキだったなかのひとは実は
通して観たこともないんで、最近は他に
観るものも特にないし、幼き頃のトラウマと
対決するべく(というほどでもない)、
本日はこの作品のレビューを行いまーす。

人口十数人のクソド田舎・パーフェクション。
安い給料で働く便利屋のバルとアールは
そんな生活に嫌気が差し、都会へと移り住む
ことを決意するが、しかし地中から突如
現れた謎の生物の群れが住民たちの命を
おびやかしはじめた…!というあらすじ。

現在多くのファンからお馴染みのキャラクター
として親しまれているサンドウォーム、
「グラボイズ」の原始と野生の驚異に対し、
人類の文明と叡智をフル動員して立ち向かう
人々を描いたパニック・アクションの決定版。

若き日のケヴィン・ベーコンが主演を務め、
その演技力が無駄遣いされていることに端を発し、
とにかく作品に対する細かな気配りがすごい!

サンドウォームが地中を這うことで土が
盛り上がる特撮を見せると、次にカメラは
サンドウォーム視点へと切り替わるといった
具合に、小道具やそれらを用いた特撮を
出し惜しみせず、ポンポンと小気味よいテンポで
次々に映像を繋いでいく編集技術に驚嘆。
半ば強引な仕掛けで下半身パンツ一丁にされた
お姉ちゃんが逃げ惑い、それを追うグラボイズ
という状況を作りあげることで、パンツと
グラボイズの二つを同時にカメラに収めることに
成功した時は思わず「すげえ!」と叫びましたよ。

脚本の練り込みも狂気の作り込みで、荒野に
囲まれたクソ田舎の雑貨屋という状況を
フル活用、ある物は屋根だろうが古タイヤ
だろうが利用するという骨までしゃぶり尽くす
展開に加え、キャラクターにおいては
冴えない便利屋二人組に地震研究家の学生、
銃キチ夫妻とそれぞれ個性をつけておきながら、
割とどうでもいいモブは特に何かあるわけでも
なくモブのまま殺されていくことも多いという、
手の抜きどころがわかった絶妙なさじ加減もグッド。
個人的にはどうしようもないクソガキのくせに
ガキという理由だけでなんとなく生かされ続けて
しまう、ある意味かわいそうなクソガキが大好き。

「ハムナプトラ」等で知られるスティーブン・
ソマーズの名作パニック映画「グリード」は
この系譜上にあったのかなどと思わされると
同時に、パニック映画としてやれることは
既にこの時点であらかたやり尽くしてしまって
いたのだなと実感させられることしきりでした。

ジャンルと内容自体は確かに割とどうしようもない
パニック・アクション映画ではありますが、
その類稀なる才能の無駄遣いは「B級」の枠で
語るにはあまりに勿体無い傑作エンタティメント。
なるほど、今でも根強いファンがいるわけだ。
プロフィール

マイケル・チバ

Author:マイケル・チバ
シルバーレイン
マイケル・チバ(b30277)
薬師寺・米(b41960)
を経て、
現在はエンドブレイカー!
マーヴィン・ジェント(c06527)
にて稼動中。

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