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探し物はなんですか

「探し物はなんですか インセプション」で
検索するとやっぱ腐るほどヒットするね!
皆考えることは一緒だね!
それはさて置き、「ヒックとドラゴン」も
「インセプション」もかなりの名作過ぎて、
本当にこんなん同日に観るなんて贅沢して
良かったのかしら、とドキドキしたわけですが、
本日は「インセプション」の方のレビューをば。

人の夢に入り込み、対象が口外しない重要な機密等を
「抜き取り(エクストラクト)」するという
違法な商売のエキスパートであるコブは、
ある日謎の日系人・サイトーをターゲットにした
ミッションにおいてとあるミスを犯し失敗してしまう。
立場を危うくしたコブの元に、彼の腕を見込んだ
サイトーが再び現れ、今度は別の人間をターゲットに
「抜き取り」ではなく、不可能に近いとも言われる
記憶の「植え付け(インセプション)」をしろと言う。
無理の一言で一蹴するコブではあったが、
サイトーはコブが「とある事件」により二人の子供と
離れ離れにされていることを知っており、
「二人と一緒に住めるようにしてやる」という条件を
提示することで彼の首を縦に振らせるのだった…
というのが大まかなあらすじです。

人間の「記憶」を人為的に操作する、というと
「エターナル・サンシャイン」のようでもあるし、
謎の端末を使い複数人で脳内仮想空間と感覚を共有する、
というと「イグジステンズ」のようでもあります。
「夢」を題材にしたり映像で表現を試みるといった
作品はそれこそ「ブラジル」や「エルム街」等々
枚挙に暇がありませんが、それらの作品を踏まえ
本作品は「夢」を表現した映像における全くの
最先端・最高峰と言えると思います。

また、本作の監督を務めたのは鬼才、
クリストファー・ノーランで、肉親との愛憎や
「記憶」を巡るストーリー、複雑な構成は正しく
「メメント」の延長上であり、
夢の世界で繰り広げられる破天荒なバトルは
「バットマン」シリーズで培ってきたものを思わせ、
間違いなく彼の集大成的作品とも言えます。

内容的には、数人の「夢」のエキスパートが
記憶の「植え付け」を行うために標的である
一人の男の脳内にダイブする…というものですが、
夢の世界には細かいルール設定が用意されており、
しかも深く潜れば潜るほどルールが増えてくる。
また主人公・コブの起こした「ある事件」とそれが
原因で負った「心の傷」は当然夢の世界で
トラブルの火種となり、ミッションの障害となる。
加えて謎の男・サイトーやコブの家族、
プロの仕事仲間との複雑な相関図…ってのが、
「人の夢を操作する商売が成り立ってる世界」って
前提の説明もなしに唐突に始まるんですよこの作品!
もうね、最初は本当ちんぷんかんぷん。

必死で喰らいつかないと置いていかれるのは必至、
細かい設定はとりあえずまずは画像のインパクトで
流してしまおうって部分もあるし(ある意味正解だろうし
成功していると思う)、張って置いた複線やキャラ設定が
結局謎のまま終わるところもあります。
未消化な部分は「夢」がテーマなんだからわざと
整合性をなくしているんだ、と解釈するのは
買いかぶり過ぎかもしれないけど、その意味合いを
意識しているところもあるのではと思わされるのも確か。
そしてそれを差し置いてもこれだけのハッタリみたいな
風呂敷をよくここまで綺麗に包めたなっていうのはあるし、
文字に偽りのない「今までに誰も観たことのない映像」を
創り出したことに対する偉業には敬服します。

あとディカプリオは昔に比べると…偉そうな口ぶりには
なってしまいますが随分見れるようになりましたね。
「ブラッドダイアモンド」「ディパーテッド」の頃でも
「とりあえずキレる演技で誤魔化してない?」って
部分はあったと思うんですが。
渡辺謙が重用される理由は相変わらずわかりません。

で、人の夢に干渉して好き勝手に記憶を覗き見る、
という行為はモラルとかプライバシーとかそういう
単語抜きにして絶対許されない糞えげつない事で。
そこから更に嘘・偽の概念を刷り込むというのは
例え世界の命運がかかってるとか家族を取り戻すとか
大義名分を掲げても許されるもんじゃないわけです。
恐らくはそういった点も踏まえて、ラストの解釈を
観客に委ねたのは正解だと思いました。

めまぐるしく変わる状況に、ああでもない
こうでもないと観客がまるで迷宮に放り込まれたように
振り回されるという内容は「ドニー・ダーコ」の
ようでもあり、総じて万人向けとは言い難いのですが、
監督の手腕、作品のまとまり、視覚的な衝撃から見るに
本年度アカデミー最有力候補なんじゃないでしょうか。
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「北風がバイキングをつくった!」

夏の終わりと共に公開が終了しそうな映画
「ヒックとドラゴン」と「インセプション」の
二本を観に行ってきましたので、本日は
「ヒックとドラゴン」の方のレビューを!

北欧の辺境の孤島、バーク島。
ここに住むバイキングたちは七代に亘り
長くドラゴンの襲撃に抗っていた。
そんな中、現頭首であるグレート・ストイックの
悩みは息子のヒックが創意と手先の起用さに
優れているものの、体躯や筋力には全く
恵まれていないというおおよそバイキング向き
ではない星の下に産まれたことだった。
しかし、ヒックはある晩「誰もその姿を
見たことがない」と言われる伝説の竜
「ナイトフューリー」を自作の捕獲器で
撃ち落とすことに成功する。
翌日、縄に絡まったその黒竜を発見し、
トドメを刺そうとするヒックだが、彼には
その手をどうしても下すことができない。
餌を与え、欠損した部位を補う義「尾翼」を
自ら設計・製作して装着させ、「トゥース」と
名付けたその竜と深く交流するうちに、
ヒックはドラゴンに対してバイキングが
大きな誤解をしていることを知る。
だが最終決着を望む父・ストイックの
「ドラゴン殲滅計画」は無情にも
着々と進行していくのだった…
というのが大まかなあらすじです。

人間と竜が争うファンタジー世界で、
ひ弱な少年が自ら傷つけてしまった竜を
助けることで友情が芽生え、
人間と竜の共存の道を探す
感動の長編アニメ映画…というと
月並みですが、というか、実際全編を
通して見るといかにも童話チックな
凡庸さを持った作品だと思います。
これを本当に素晴らしい物に変えているのは
ラストのある一つの展開なのですが、これは
ネタバレになってしまいますので追記にて。

ネタ的に注目する点は二つあって、
まずはヒロイン格のアスティが
超肉体派・武闘派乙女。
主人公よりも背が高くてよく口より
先に手が出る、そしてツンデレ。
えっ何?こんなに俺得でいいの?
「メタルマックス3」のコーラさんも
そうですが、世間的には所謂「ビッチ」と
言われるような凶暴・横暴な一面を持った
ヒロインが最近世に多く出てくるように
なってこれは本当にいいことだと思います。

もう一つ、これは吹き替えで観たのが
残念でならないのですが、英語版だと
グレート・ストイックの声優が
ジェラルド・バトラーだそうで。
要するに「300」のキング・レオナイダスです。
これは絶対意識してるよね!?
ていうかそれ以外考えられないキャストだよね!

と、ネタ分もほどほどに、ネタバレを
含む感想は以下の追記にて。

続きを読む

ホォーリィーウォータァー!!

納涼企画だけどもうすぐ八月終わるね!
「13金」&「エルム街」シリーズ、
今回は三作目のレビューを行いますよ!

まずは「13日の金曜日 Part3」。
前回の惨劇後、更に”テリトリー”を
増したジェイソンはキャンプ場付近の
住人やら若者やらを一人また一人と
再び血祭りに上げていくのだった…!
という、もう本当これだけの何の
ヒネリも糞もないのがあらすじ。

そんなわけで何も書くことないんですけどね!
その中でどうにか着目する点は二つあって、
一つ目は今まで散々触れてる「フラグ」の扱い。
一作目はジェイソンの母親が犯人なので
キャンプ場に来た指導員を片っ端から
ブッ殺していくって理由はわかるんですが、
ことジェイソン・ボーヒーズとなると
もうコイツはとりあえず自分の”縄張り”に
入ってきた人間を無差別に殺す殺人鬼。
キャンプ場に来た若者の中には
年中発情期の男女やヤク中、もしくは
車椅子の青年や童貞のブサメンが
混在しているというだけで、ジェイソンに
とっては揃って全て殺すべき対象なんですね。
いやまあ標的なのは当たり前なんですが、
殺されるの回避するためにわざわざ
不利な特徴を取得してるはずなのに
でも結局殺されるのかよみたいな。
善人悪人、美醜も年齢の高低も全部役に立たない。

もう一つはジェイソンのトレードマークである
「ホッケーマスク」を着用した理由。
役者志望で悪戯好きのオタが道端に
落としたのをたまたま拾ったから。
そんだけ。
マスクを気に入ったらしいジェイソンは
今後これを愛用し続けるということでしょうね。
どの辺からかはまだわからないけど
「X」ではほぼ確実に「マスク本体説」に
なるのにこの起源は酷い。

まあ三作目ともなるとこんなもんだよね。
ちゃっちゃとエルム街の方に行きましょう。

さて「エルム街の悪夢3 惨劇の館」。
毎夜「鉤爪の男」の悪夢にうなされる少女・
クリステンは、ある晩ついに彼の術中にはまり
剃刀で手首を切り自殺未遂してしまう。
これが原因でクリステンは精神病院に
収容されるが、院内には同じくフレディの
悪夢に悩まされる若者が多数存在した。
そこへ現れたのは、かつてフレディと戦い
そのまま行方不明となっていた、そして
未だ彼と戦うために夢の研究を続けてきた
ナンシー・トンプソン、その人だった。
ナンシーはクリステンに「他人を自分の夢に
引き込む」超能力があることを見出すと、
自分や彼女たちに課せられた、そして
悪夢の根源であるフレディとの因縁を
断ち切るために最後の戦いに踏み出すのだった…
というのがあらすじです。

全然期待してなかったんですが、
第一作目の監督ウェス・クレイヴンを
製作総指揮及び脚本に迎え入れ、
ナンシーやその周辺のキャラを再登場させ、
そして照明や色彩に気を使った
幻想的なビジュアルを復活させる等の
原点回帰路線の集大成的作風がとても面白い!
まあ二作目はちょっとなかったことに
なってるかな?的でもありますけどいいよね。

何故若者たちがフレディの悪夢に悩まされ
なければならないかの理由と因縁を強調し、
「忌み子」フレディの衝撃の出生の秘密を
描くことで設定を掘り下げた上で、
かつてフレディと対決した経験のあるナンシー、
夢に関する超能力を持つクリステン、
それから精神医学者で科学の信奉者で
ありながらも強い霊感を持つニールといった
主役に加えて非常に個性的・魅力的な
面子が顔を並べ、特撮やキャラの掛け合いに
見とれているあっという間に上映時間が
過ぎてしまいました。

若者たちが力を合わせてフレディと
直接対決する、という内容から若干
ホラー色は薄れてアクションアドベンチャー
チックになってはいますが、
前作のドリフやドッキリ大作戦に
比べたらすごく上質な仕上がりで
よくここまで持ち直したなと。

しかしネタ的には出せる分出しちゃった感が
非常に強いので、これでまだあと4作も
残ってるのかよと思うとぐったりします。
ジェイソンなんか3作目でもうネタ尽きてんのにさ。

それでも(別の意味で)戦慄のホラーマラソンは
まだまだ続くのであった。

ワトソン死亡確認!

「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・
バレルズ」や「スナッチ」といった
スタイリッシュ映画でポストタランティーノ
として新進気鋭の監督としてデビュー、
しかし「スウェプト・アウェイ」で大コケして以来
ずっと低迷が続いていたガイ・リッチー監督。
そんな彼が今や飛ぶ鳥を落とす勢いで突然
スター街道に躍り出たロバート・ダウニーJr.を
主演に据えて撮り上げた痛快活劇
「シャーロック・ホームズ」のレビューを
本日は行いたいと思います!

霧の都ロンドンを騒がせていた、
連続婦女殺害事件はホームズとその友人、
ワトソンの活躍により悪魔崇拝者
ブラックウッド卿が逮捕されることで
その幕は閉じた、はずだった…
しかし獄中のブラックウッドは謎の妖術や
巧みな言葉で人々を惑わせ、ホームズにも
「これは始まりに過ぎない、お前には
これから起こることは止められん」と
「予言」を残し絞首台にかけられる。
検死官であるワトソン立会いの下
死亡が確認され、葬儀も済んで数日後。
ブラックウッドの墓場が内側から
破壊されたことに端を発し、
「ブラックウッドが蘇った」の噂で
再びロンドンには不安と混乱が訪れる…
というのが大まかなあらすじです。

今更説明するまでもないコナン・ドイル
原作小説「シャーロック・ホームズ」の
皮を被ったおぞましい何かが本作品。
実はなかのひとは原作は一度も目を
通したことないのですがそれでも
トンチキ具合は幼き心にトラウマを
植えつけてくれた伝説のFCソフト
「伯爵令嬢誘拐事件」に匹敵する
内容だと胸を張って言えます。
とは言えあちらはクソゲー、こちらは
娯楽大作ってことで派手さや面白さは
無論ダンチなのですが。
なまじっか面白い分性質が悪いとも言う。

主人公・ホームズはご存知ダウニーJr.が
最も得意とする駄目男として描かれ、
ジュード・ロウ演ずる助手のワトソン君は
フォロー役なもののこの子はこの子で
よくヘマをするうっかりさん。
ホームズはワトソン君大好きっ子なので
ワトソン君の婚約者よりも自分が
イチャイチャすることに必死で、
そんな彼をうざったいと思いつつも
最後には結局ホームズの誘い受けに
応じてしまうワトソン君という構図が
延々繰り返されてその様は
萌えキャラ頂上決戦とでも言うべきか。

ストーリーも相当頭おかしくて
基本的にはスタイリッシュアクションの
「フリ」をして、思い出したように
推理の「フリ」をして、でも推理と
思いきやMMRばりの「な なんだってー!?」
理論に飛躍したならば畳み掛けるように
最終的には全世界を巻き込んだ
超兵器テロの話が飛び出したりと、
あからさまに19世紀終盤のロンドンを
舞台にしたとは思えない
間違った設定が素敵過ぎます。

半分ヤケクソ起こしたような内容で
いちいち突っ込みを入れていくのも
バカバカしくなるような荒唐無稽さ、
こういうのがヒット飛ばしちゃ
本当はいけないよね、という
見事なまでに観賞後にこれっぽっちも
残る物がない娯楽に徹した作品です。
いや、一応誉め言葉なんですが。一応ね。

極々個人的な余談なのですが、
予告編やポスターの段階からワトソン君の
配役はジュード・ロウではなくて
「スナッチ」でのコネもあることだし
ジェイソン・ステイサムだったら
ダウニーJr.とのなんだか実にパッとしない
でも確実に今のハリウッドを代表してしまう
二大スター夢の共演でもっと面白く
なるんじゃないかなーと思ってました。
そして実際に映画観てみたら、多分
あの病的な顔したハゲ役者が
やっぱり病的な顔したヒゲ役者と
イチャついてる方が面白かったと思う。
最も「ロード・トゥ・パーディション」で
ジュードも病的なハゲキャラを演じてたりも
するので、この配役も決して間違ってたり
したわけではないとも思いますけどね。
あとハゲハゲ言ってるけど別に
ワトソン君ハゲキャラじゃないよね。
頭髪薄いイメージはあるけど。

今月の13日は金曜日!

「第9地区はやっぱ面白ぇなぁ…」と、
別にブルーレイの方はいらないのに
DVDセット買いながら思ったりもしたのですが
こっちは既にレビュー済みなので今回も
引き続き納涼企画と称して「13金」と
「エルム街」のレビューをしますよ!

まずは「13日の金曜日Part2」!
クリスタルレイクの惨劇から二ヵ月後。
たった一人の生存者であるアリスが
何者かによって殺されてしまう。
それから更に5年後。
ほとぼりも冷めてきた頃合で、
クリスタルレイクからそう離れていない
キャンプ場で指導員育成の場が設けられた。
湖の底から蘇った怪物・ジェイソンは、
自分のテリトリーに入ってきた彼らを
無差別に殺しはじめる…
というのがおおまかなあらすじです。

「Part2」で初登場となる殺人鬼
ジェイソンですが今回はトレードマークである
ホッケーマスクではなく穴の空いた
ズタ袋着用姿で、そこから覗く
つぶらな瞳がとってもチャーミング。

面白いのは例えば若者がセックスしてたからとか
ドラッグしてたからとかじゃなくて、
「自分のナワバリに入ってきたから殺す」
ってところにあり、前作の「警告じいさん」だろうが
警官だろうが半身不随の青年まで容赦なく
殺すところはフラグの不安定っぷりが
観ていて面白くもあり逆に新鮮です。

とは言え今回は前作のような
「正体不明の殺人鬼にわけもわからず
追われる」という恐怖は薄れているし
殺害方法においても結局前作を
超えるような衝撃やギミックはないんで、
怪物ジェイソンを生み出したという功績は
あってもそれだけで後は特に注目・特筆
するべきところがないのも事実。

ほいで「エルム街の悪夢2・フレディの復讐」。
少女が発狂し、母ともども行方不明となった
忌まわしき「鉄格子の家」。
長らく無人だったその家に5年後(また5年後か)
一家が引っ越してくる。
長男・ジェシーは「鉤爪の男」フレディの
悪夢に悩まされ、やがて現実の身の回りで
不可解な現象が起こり始めるようになる。
フレディはジェシーの身体を乗っ取り
現実世界へ蘇ることを画策し、ジェシーと
その恋人・リサは彼と対決することに…
というのが大まかなあらすじです。

前作のナンシーの奮闘も虚しく、結果として
フレディに更なるパワーを与えてしまった
という設定で始まるのが二作目。
今回は現実世界へ蘇るために、主人公・ジェシーの
身体を乗っ取り彼を意のままに操ろうと
画策するフレディと、フレディに翻弄され
正気を失っていくジェシー、それから
なんとか彼の支えになろうと立ち回る
恋人・リサの構図はなかなか面白いです。

特撮としてのアイディアや見せ方は
前作に引き続き面白いのですが、
ユーモアが先行してしまって既に
前作の「夢である」という設定に基づいた
幻想的な美しさが失われてしまっているのが残念。

あと中盤の見せ所だとは思うんですが、
ホームパーティでアホな若者どもが夜中に
酒飲んで大ハッスル!のシーンは
殆どドッキリ大作戦かドリフのノリで
正直どう反応していいのか困ります。
「夜に近所迷惑も考えねえで酒飲んでると
フレディが来るぞ!イエー!」ってなもんでしょうか。

あとフレディ、炎を操る力はあるのに
自分が巻かれると滅法弱いのには吹く。

そんなわけで、両作品ともに
観客の固定されたイメージとも言うべきか、
キャラの設定がまだ不安定なところが
なかなか面白い…と言いたいところですが、
結局のとこ「なんかヒットしちまったし
お手軽に二作目作ってみたよ!」ってだけで
一作目の段階で続編の想定をしてなければ
本作でもまとまった設定なんて考えて
ないだろうしこれからどんどんキャラの
造形なんて後付でゴテゴテにされて
ズタズタに引き裂かれてレイプ
されまくるんだろうさというね!

それでも二作目は「まだ観れるよね、
まだ観れないこともないよね」という
レベルにとどまっているのが救いな反面、
三作目以降は視聴後になかのひとが
レイプ目になるのが目に見えて超こわい。

マッスルフルチンラーメン

夏の納涼企画!ってんで
随分前に観てたはずなのに
色々忙しがっててレビューしてなかった
「エルム街の悪夢」無印!

エルム街に住むティーンエイジ、
ティナ、ロッド、ナンシー、グレンの
四人は一様に毎晩「鉤爪の男」が
出現する悪夢に悩まされていた。
ティナがあまりに怯えるのである日、
三人は彼女の家に泊まりに行くことに。
しかしその晩、ティナは謎の超常現象により
突然爪で割かれたように腹から血を流し
死んでしまい、彼女とベッドを共にしていた
ロッドは殺人犯として警察から
追われる身となってしまう。
その後も三人は悪夢に悩まされ続け、
次第にナンシーは夢の中で「フレディ」と
名乗るその男に受けた傷が現実でも
跡を残すようになり、悪夢の原因と謎を
つきとめようとするが、街の大人たちは
何かを隠しているようで彼女の言うことを
まともにとりあおうとはしない。
果たして「フレディ」とは何者なのか?
そしてエルム街に起こった過去の事件と、
ナンシーたちを結びつける因縁とは…?
というのが大まかなあらすじです。

変態サイコキラーである「鉤爪の男」こと
フレディのデビュー作であり、
この後にシリーズ通して彼を演じることとなる
ロバート・イングランドが俳優の印象を
決定づけたことにもなった本作品。

毎晩悪夢にうなされ、対策できることと
言えば眠らないことだけ。
しかし人間の生理現象である睡魔には
勝てるはずもなく、やがて神経は
衰弱していき体力は奪われていく…
というコンセプトが実に面白いわけで。

これに加えて「夢」という設定を
生かした芸術的なアートワークと、
創意と工夫と力技の特撮技術の
融合も実に素晴らしい!
VFXのない時代にこれだけおもちゃ箱を
ひっくり返したようなアイディアの塊で
視覚的に楽しませてくれるのは本当凄い。

フラグの立て方やキャラの退場の順番等は
これら一連の作品から順当に確立されていく
こととなるので、何から何までセオリー通り
なのですが、無名時代のジョニーデップ
演ずるグレンが今では考えられないぐらい
糞の役にも立たないので吹きます。
それから「13金」のアリスよろしく、
すでにもうこの時代で…というか、
むしろ最初から「終盤で異様に強キャラに
変貌するヒロイン」という設定は
王道として確立していたんですね。
女コマンドーばりにフレディとガチで
ファイトする女子にはこれまた吹きます。

でまあ、そんなわけで、本作品はこの一本で
あまりにも完成されてしまっているので、
今後どんどん陳腐にチープになっていくで
あろうのがまた目に見えてつらいわけですよ。
これからも頑張って通して観るけどね。

ジェイソンの「13金」以上に日本では
あまり観られてない作品だと思うんですが、
「13金」とはまた全く違ったアプローチが
面白いホラーの金字塔的作品ですので、
こちらも是非鑑賞をオススメしたい!
プロフィール

マイケル・チバ

Author:マイケル・チバ
シルバーレイン
マイケル・チバ(b30277)
薬師寺・米(b41960)
を経て、
現在はエンドブレイカー!
マーヴィン・ジェント(c06527)
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