お許しくださいメガトロン様!

というわけで今回の更新こそは
「トランスフォーマーリベンジ」のレビューです!

メガトロンの機能停止とともにオールスパークは
粉々に砕け、人類はひとまず危機を回避した。
その後、政府は秘密組織「ネスト」を新たに
設立し、オートボットと共に地球上に散らばる
ディセプティコンの残党を狩り出していた。
オールスパークの失われた今も地球上で
何かを探し続けるように暗躍するディセプティコン。
そして残党の一体である「デモリッシャー」が
今際の際に残した「ザ・フォールンが来る」という
言葉が意味するものとは…?
というのが大体のあらすじです。

再びマイケル・ベイ監督主導の下、
前作の二倍である約三億ドルという
最早天文学的な巨額の予算を
投じられて製作されたロボットムービー。
潤沢な資金あってこそ成せる、前作すら遥かに
上回る緻密でグリグリ動く描画のVFXと
ド派手なアクションシーンの連続による
アドレナリン前回のジェットコースター!

でも「これ本当必要なシーン?」ってな
コントは相変わらず盛り込む。
序盤の犬が発情して交尾始めたり
母親がヤク決めてハイになるシーンは
本当になんなのかと。

さておき、ストーリー自体はメガトロンを
超える強敵「ザ・フォールン」が出現し、
オールスパークに代わるエネルゴンの源を
巡って再びオートボットとディセプティコンが
対立する、ということでこれといって
真新しいことはしていないのですが。
童貞サムが人類のため、オートボットのため、
そして何より愛する彼女ミカエラのために
立ち上がり成長し、「心正しき者の勇気」に
呼応するように運命が勝利を導くという
マンガチック・アニメチックな構図が更に
強調されており、これがもう本当
マイケルベイの童貞臭やトランスフォーマーの
持つ作風に馴染みまくり、今回は今回で
物凄い化学反応を起こしています。
やっぱりマイケルベイの映画のくせして
ちょっとホロッときそうになるシーンもしばし。

新キャラ勢も色濃く描かれており、
日本の男の子であれば誰もが初見で
「うんこだこれ!」と連想せずにはいられない
双子のオートボット「ツインズ」は本作で
バンブルに並んでの活躍を見せます。
ディセプティコンの手先にしてラジコン模型の
トランスフォーマー、コバンザメ野郎の
ウィリーは腰を振るのをやめろ。
そして個人的に一番のお気に入りは
傭兵のおじいちゃんことジェットファイア様。
ちょっとボケ気味で肛門が緩い。脱肛!
クライマックスで一番おいしい役どころなのでは?

そして予算の強化により可能となったからか、
ディセプティコンのデザインが更に凶悪かつ大型に。
日本人では到底思いつかないような異形
「デモリッシャー」を序盤で登場させて
観客にインパクトを与え、終盤ではその
スケールをも超える七体合体超大型ロボ
「デバステーター」で圧倒させてくれます。
結構退場まであっけなかったりもするんですけど。

そんで上にも書いたようにジェットファイア様の
脱肛とかウィリーの腰振りの他にも、
デバステーターの股間に二つの鉄球が
ブラ下がってるとか、例によってバンブルが汁漏れとか、
露骨な下ネタ本当大好きなマイケルベイ。
いいのか。俺はどっちでもいいけど。

あとは余談ですが、今回は軍関係者の他にも
ヨルダンの王室や政府関係者にTF好きっ子が
多かったというおかげで大規模なロケが
敢行できたとのこと。
空軍最新鋭の兵器やらピラミッド等の
重要文化財やら環境破壊も何のその、
ボッコボッコにブチ落とす様は不謹慎等と
切って捨てるにはあまりにも突き抜け過ぎて
最早笑うしかない完全にギャグの領域。
お前ら本当バカだな(誉め言葉)。

とにかくTFバカのTFバカによるTFバカのための
映画という感じで、スタッフのかける異常な
情熱が火傷するぐらいビンビン伝わってきます。
伸るか反るかは確かに大きいのですが、
受け入れられるのならばかなり面白い!
TFは原作自体は実際よく知らないなかのひとが
うっかりリピーターになっちゃうぐらいなので。

次回作以降は予算と採算の都合もあるでしょうし、
主演のシャイア・ラブーフやミーガン・フォックスも
ギャラが年々上がっていることも予想される
ということで、このテンションをどれだけ持続
させられるのかはわかりませんが、
マイケルベイをこの枠に押し留めておくという
意味も含めて是非頑張っていただきたいところ。

そうだ、あとこれを書き忘れちゃいけない!
前回ヘタレのシモンズことジョン・タトゥーロが
まさかの強キャラ化。普通にカッコ良くて
美味しいキャラどころなので対応に困る。

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