立ち上がれランディ!
今まで足を運んだことのない単館系映画館の
方で「レスラー」を上映していた!ということで、
「T4」は「TFリベンジ」公開後まで返上して
「スピリット」と一緒に観に行きました。
そんなわけで本日は「レスラー」の
レビューを行いたいと思います。
80年代を中心に活躍した花形レスラー、
ランディ"ザ・ラム"ロビンソン。
体力の衰えと共に人気の低迷も否めない
20年後の彼は、地方興行とアルバイトを
掛け持ちすることで糊口をしのいでいた。
しかし恒常的な薬物投与とハードワークにより、
ついに彼は心臓発作で倒れてしまう。
医者からプロレスは無理だという宣告を受け
途方にくれる彼に、行き着けのストリップバーで
働くキャシディは「こんな時こそ家族を頼りなさい」
といった内容の助言を施す。
ランディは長らく音信不通にあった一人娘を訪ね、
よりを戻そうと試みるのだが…
というのがあらすじです。
主人公のランディ役はミッキー・ロークが演じ、
文字通りなどと一言では表せない
体当たりの演技を披露しています。
彼自身が近年で再び脚光を浴びるまでに
長い間低迷が続いていたということもあり、
繊細かつ不器用、一本気な男であるランディは
まさに彼以外のキャストは考えられないとも
断言できるハマリ役です。
一人娘から拒絶され、熱を上げている
ストリップ嬢からもあくまで客であると断られ、
平穏な生活の全てまでも投げ出してプロレスに
没頭するランディの姿は、過去の栄光にすがる
というより「もう俺にはこれしか生きる道がないんだ」
という逃げ場のない一本道の悲哀をたたえており、
そんな彼を非難できる者など誰がいましょうか。
衝撃の問題作「レクイエム・フォー・ドリーム」を
放ったダーレン・アロノフスキーがメガホンを
取ったということもあり、物語にはひたすら
救いがなく、一人の男の斜陽を描ききります。
救いがないからこそリアリティがある、なんて
陳腐な物言いはしたくはないのですが、
人生はおしなべてそう上手くは行かないもの。
それだけに自分自身の身につまされる部分も
少なくなく、下手なヒューマンドラマの
サクセスストーリーなんかを観せられるよりも
ずっと心に重く響いてきます。
エンディング・テーマは親友でもあるミッキー・ローク
のためにブルース・スプリングスティーンが
オリジナルで立ち上げたという、映画のタイトルと
同じ名前を冠する曲「レスラー」で、悲壮感漂う
歌詞とメロディは実に卑怯で涙を禁じえません。
ようつべに上がっていたのを昨日からヘビロテで
聴き狂っています。マジ名曲。
一人の男が暴走とも言える命の燃やし方をして、
エンディングにはカントリー風ロックと、振り返ってみると
実にアメリカン・ニューシネマ的だったりしますね。
全体の流れからラストに至るまで賛否両論だと
思われますが、なかのひとは大好きになりました。
決して万人にはオススメできない、というか
この監督の作品はあんまり他人にプッシュできる
ような内容でないのが多い気もしますが、
何だか妙に人生の教材というか、道徳的な要素が
あって、観ておくとそれはそれで自分の肥やしに
なる気がして損はしないんじゃとかも思います。
方で「レスラー」を上映していた!ということで、
「T4」は「TFリベンジ」公開後まで返上して
「スピリット」と一緒に観に行きました。
そんなわけで本日は「レスラー」の
レビューを行いたいと思います。
80年代を中心に活躍した花形レスラー、
ランディ"ザ・ラム"ロビンソン。
体力の衰えと共に人気の低迷も否めない
20年後の彼は、地方興行とアルバイトを
掛け持ちすることで糊口をしのいでいた。
しかし恒常的な薬物投与とハードワークにより、
ついに彼は心臓発作で倒れてしまう。
医者からプロレスは無理だという宣告を受け
途方にくれる彼に、行き着けのストリップバーで
働くキャシディは「こんな時こそ家族を頼りなさい」
といった内容の助言を施す。
ランディは長らく音信不通にあった一人娘を訪ね、
よりを戻そうと試みるのだが…
というのがあらすじです。
主人公のランディ役はミッキー・ロークが演じ、
文字通りなどと一言では表せない
体当たりの演技を披露しています。
彼自身が近年で再び脚光を浴びるまでに
長い間低迷が続いていたということもあり、
繊細かつ不器用、一本気な男であるランディは
まさに彼以外のキャストは考えられないとも
断言できるハマリ役です。
一人娘から拒絶され、熱を上げている
ストリップ嬢からもあくまで客であると断られ、
平穏な生活の全てまでも投げ出してプロレスに
没頭するランディの姿は、過去の栄光にすがる
というより「もう俺にはこれしか生きる道がないんだ」
という逃げ場のない一本道の悲哀をたたえており、
そんな彼を非難できる者など誰がいましょうか。
衝撃の問題作「レクイエム・フォー・ドリーム」を
放ったダーレン・アロノフスキーがメガホンを
取ったということもあり、物語にはひたすら
救いがなく、一人の男の斜陽を描ききります。
救いがないからこそリアリティがある、なんて
陳腐な物言いはしたくはないのですが、
人生はおしなべてそう上手くは行かないもの。
それだけに自分自身の身につまされる部分も
少なくなく、下手なヒューマンドラマの
サクセスストーリーなんかを観せられるよりも
ずっと心に重く響いてきます。
エンディング・テーマは親友でもあるミッキー・ローク
のためにブルース・スプリングスティーンが
オリジナルで立ち上げたという、映画のタイトルと
同じ名前を冠する曲「レスラー」で、悲壮感漂う
歌詞とメロディは実に卑怯で涙を禁じえません。
ようつべに上がっていたのを昨日からヘビロテで
聴き狂っています。マジ名曲。
一人の男が暴走とも言える命の燃やし方をして、
エンディングにはカントリー風ロックと、振り返ってみると
実にアメリカン・ニューシネマ的だったりしますね。
全体の流れからラストに至るまで賛否両論だと
思われますが、なかのひとは大好きになりました。
決して万人にはオススメできない、というか
この監督の作品はあんまり他人にプッシュできる
ような内容でないのが多い気もしますが、
何だか妙に人生の教材というか、道徳的な要素が
あって、観ておくとそれはそれで自分の肥やしに
なる気がして損はしないんじゃとかも思います。
| HOME |


