銀雨偉人伝(第93回)


銀雨偉人伝第93回!
今回は結社「忍体術部」を縁に知り合い、
我が八十八房にてよくお世話になっている
風魔・姫耶呂羅院(かざま・きゃろらいん)
【b26286】さんのご紹介です!

忍びの一族の血を引きながらにして
父親が異邦人に孕ませた子として
出生を受けるという実に複雑な過去を持ち、
その結果がこのような珍妙な名前を生んだとか。

本人は幼少の頃を全く他人に明かすことが
ないため詳細は不明だが、数年前に
家を飛び出し、若くして高架下や河川敷等を
転々として今は忍体術部に居座っている。

日本にあっては奇異な風貌と名前、
その複雑かつ影のある生い立ちにあって
逆境を押し返すように本人は努めて他人の前で
明るく、決して弱音を吐かずに振舞おうと誓っている。
最も、その飄々かつ堂々とした態度からは、
あまり自分の生まれに対しての引け目や
負い目は殆ど感じていないようにも取れる。

その生い立ちから赤貧なのは当然として
それとは関係なく食いしん坊のご様子。
また常に何かを口にくわえている癖も見受けられ、
この癖を持つ者は幼少の頃両親の愛を十二分に
受けられなかったという説も世の中にはあるがどうか。
邪推は無用。

自分と重ね合わせるかのように野良猫を可愛がるが、
特に我が子のように連れ添っている三毛猫は
ミケ(仮)と呼んでおり、かつて家を飛び出してから
すぐに出会った野良猫「三毛子」が何処からか
拾ってきた捨て猫なんだとか。
三毛子は現在死去、忘れ形見として
ミケ(仮)に対する想いもひとしおに違いない。

それはさておき、本人の意思とは無関係に
変な虫に好かれる星の下に生まれたらしく、
年下の芋臭い外国人やカタコトを話す
胡散臭い外国人に好意を寄せられたりしている。
こればかりには同情を禁じえません。
南無。

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